ニュースで「美川憲一さんが全面勝訴!」って聞いても、あれっ?裁判やってたのと思った人もいるでしょう。私も何の裁判かさっぱりわかりませんでした。
それもそのはず、前所属事務所社長が訴訟を起こしてから1年半以上経過してます。芸能界のニュースは1ヶ月も経てば忘れ去られますからね。
時間を掛けた結果が美川さんが全面勝訴、前社長は時間だけ使って負け。それにしても美川さんと小林幸子さんは場外でも似たようなことで争ってるとはね・・・
どんな裁判だったのか調べたので簡単にまとめてみます。あと演歌界には変わった慣習があるみたいなので、それも書いておきますね。
美川憲一が勝訴した裁判の内容とは?
美川さんが平成24年9月に前所属事務所から独立したことが原因です。美川憲一の名称を使ってるのも問題にしてました。前所属事務所社長が訴えた内容は、
衣装:無断で持ちだした。4380万円請求
譜面:勝手に持ちだした。790万円請求
貸付金:1300万円請求
移籍金:1億3500万円請求
これに対して美川さん側は、
衣装:手持ちの衣装は返す 金は払わない
譜面:返す 金は払わない
貸付金:借りた覚えはない
移籍金:払わない
早い話が「お金」はすべて払いませんよってことです。
24年間在籍という長さが恨みに変わったのか?テレビのワイドショーでは、スタッフの給料が遅延していたという話もしてましたが、裁判になるということは裏では表面に出ない何かがあるのでしょう。
結果を見ると、美川さんは衣装と譜面を返すだけ。お金は一切払わなくていいということは、根拠の無い話だったということ。
演歌界の商慣習とは?移籍金って何?
テレビを見て不思議に思ったのが、「移籍金1億3500万」
スポーツ選手じゃあるまいし、移籍金が発生するなんて、そんな縛りが演歌界の商慣習らしいので、今までに移籍金を払った演歌歌手がたくさんいたのでしょう。
たしかに売れるまでに多額な宣伝費を使って、人気が出てから他の事務所に移籍されたら困るのは当然だと思うけど、今の時代でそんなことってあるのかな?契約期間とか決めてないの・・・
移籍問題といえば「お金」が絡むのがほとんどだけど、演歌界は古い慣習が今だに続いていたんですね。他にもあるのでは?そう疑われても仕方ない。
感想
前所属のABプロは美川さんが看板タレント、抜けた穴は相当大きかったのでしょう。テレビ出演だけで結構ギャラ貰ってそうだし事務所は痛いですよね。
事情は違うかもしれないけど小林幸子さんも独立で問題になってました。美川さんとは不思議な縁があるのでしょうか。
そういえば美川さんと仲がいい神田うのさんは盗難被害にあいましたね。美川さんの周りで負の連鎖が続いているのかも・・・
このニュースをスルーする人が多いと思うけど、私は食いついちゃいました!