セアカゴケグモ2セアカゴケグモが日本でも発見されたことは以前から知ってましたが、まさか北海道で見つかるなんて驚きです。愛媛から船で運ばれた中古車のバンパーの裏に巣を張っていたそうで、外から見えないから運ばれたのでしょう。

見つかったのが意外にも札幌ではなく北見市というのも驚きでした。流通量から考えれば札幌が多いはずなのに・・・これからはどこで発見されてもおかしくない状況ですね。

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このセアカゴケグモの原産がオーストラリアなので、北海道の冬を超えられるかどうかが問題。もし適応出来たら大変なことになります。最近は北海道も温暖化の影響か平均気温が上がってますが、やっぱり冬は寒いしマイナスは当たり前ですからね。

万が一北海道に上陸しても冬を超えられないことを祈るしかありません。

 

子供には触らないように注意が必要!

セアカゴケグモ私が子供の頃は、虫を触ったり捕まえたりするのは日常的なことでした。何の先入観もないから何でも手で掴んでましたね。クモも例外ではなく、クモの巣から平気で捕まえてケンカさせて遊んでました。

セアカゴケグモは珍しいので子供に触らないように注意が必要です。子供は珍しいものに興味を持つので、早目に教えてあげたほうがいいでしょうね。

ネットで画像を印刷して見せるとか、どこかに貼っておくといいかもしれません。まだ理解できない子供の場合は、外では目を離さないように気を配るしかありません。

たかが1匹位で騒ぐ必要はないと思うかもしれませんが、見つかってないだけで、すでに数匹が自然の中に入り込んでいる可能性は否定できません。「備えあれば憂いなし」です。

 

噛まれた時の症状と手当!

0-73国内では噛まれて死亡した例はまだありませんが、もしもの時のために症状と手当を覚えておいたほうがいいでしょうね。

噛まれてから局所症状が現れるまで5~60分と個人差があり、局所の痛みが時間の経過とともに強くなります。そして噛まれた四肢全体まで広がっていきます。

痛みがほとんどですが、発汗や熱感、掻痒感も伴います。また噛まれた周辺に発疹が出ることもあるので、ひとつの目安として覚えておいたほうがいいでしょう。

症状が全身に及ぶことは少ないようですが、早い時は1時間、一般には徐々に進行して12時間以上掛かることが多いそうです。小児・高齢者・虚弱体質の人は重症になることがあるので注意が必要です。

噛まれたのが上肢の場合は顔・首・胸部に痛み、下肢の場合は腹部に痛みがでます。乳幼児の場合はけいれんし、症状の進行が早いので重症になりやすいです。突然強い痛み、発疹、頻脈が起きたら疑ったほうがいいようです。特に外で遊んでいる時に症状がでたら注意ですね。

それらしい症状がでた場合は、直ぐに病院に行くのがベストです。自己診断は難しいので考える前に行動に移したほうがいいと思います。

 

身近に危険が多い時代

現在発見されている地域以外にも生息している可能があります。物が簡単に流通する時代なので油断は禁物です。外来種の問題はこれからも増えるでしょうね。

私が子供の頃は1人でも外で遊んでましたが、時代は変わり1人では危険になりましたね。気軽に自然の中で遊べないなんて寂しいものです。でも体が大事ですから仕方ないことなのでしょう。

今はセアカゴケグモ以外にも車や犯罪など身近に危険があるので、子供から目が離せませんね!