嬉しいニュースがありました。つんく♂さんが声帯全摘出を4月に発表してから約3ヶ月が経過しましたが、食道発声法のトレーニングを続け、まだ聞き取りにくいものの、声が出たそうです。
一般的には早ければ1年で発声できるようになるそうです。まだ声は小さいとはいえ、つんく♂さんは嬉しかったのではないでしょうか。さらに頑張ろうという励みになりますよね。
最近は車で子供を英会話教室に送る姿も目撃されてるそうで、食道発声法で子供と会話できる日もそう遠くはないでしょう。今までの経過や食道発声について書いてみました。
つんく♂のこれまでの経過と食道発声法について
2014年3月:咽頭がんを患ったと発表。
2014年9月:「完全寛解」を発表。
2014年10月:声帯摘出手術を受ける。
2015年4月:近畿大学の入学式で10月の手術で声を失っていたことを告白。
その後、すでに食道発声法に取り組んでいることがわかった。
つんく♂さんが声を失ったと公表してから約3ヶ月。その間も一生懸命「食道発声法」の練習をしていたのですね。
私は「食道発声法」というのを初めて知りました。今までは機械を喉に当てて話す方法が主流かと思ってましたが、色々な面で「食道発声法」が優れていることを知りました。
欧米では咽頭形成(シャント)が多いらしいですが、特殊な手術やメンテナンスが必要で月に2万円程度の費用が掛かるそうです。毎月の出費は大変ですよね。日本では「食道発声法」を実践している人が多い点も選ばれる理由かもしれません。
だいたい3ヶ月から6ヶ月位で簡単な会話ができるようになり、スムーズに話せるには1年位掛かるそうです。YouTubeに声を失ってから15年目という方の食道発声の声がありました。
話している感じを見ただけでは食道発声ということがわからないですね。ここまで出来るようになるには相当練習したことでしょう。でも練習すると会話ができるようになるのはスゴイですね。この発声方法を考えた人は並大抵の努力ではなかったと想像します。
つんく♂さん努力は子供のため!?
つんく♂さんのスタッフに声帯を全摘出した人がいて、食道発声法で電話の会話もできるようになったそうです。このスタッフの存在はとても大きいと思います。
身近に食道発声で話せるようになった人がいると、練習のやる気が全然違いますよね!
何といっても一番のパワーの源は7歳になる双子の子供でしょう。6月にはすべて英語の『I’m A lady now』を長女が歌っていると話題になりましたよね!
つんく♂さんは歌手になるには英語力が大事と考えてインターナショナルスクールや英会話教室に通わせるほどですから、まだまだ自分の言葉で伝えたいことがあるでしょう。
私は今回のニュースでつんく♂さんが一歩前進したことが嬉しいです。次は自分の声で何かを伝えてくれると期待してます。