探偵の探偵(全3巻)2

『探偵の探偵』は第4話で阿比留が逮捕されましたが、「死神」ではありませんでしたね。そして檜池の部屋から見覚えのある調査報告書が見つかり、それは「死神」の作成したものと酷似していた・・・ というところで終わりました。

第5話からは紗崎玲奈(北川景子)が「死神」に近づいていきます。そして琴葉(川口春奈)と姉・彩音(中村ゆり)の関係、DVシェルターの事件などが第2章になると思います。

若干原作と違う点もありますが、ドラマなのでスマ・リサーチ社の社員が登場するシーンも今後増やすのではないでしょうか。

第5話では原作第2巻の中ほどまで進むと予想してます。少し長くなるかもしれませんが第5話のあらすじ(ネタバレ)を書きたいと思います。

Sponsored Link

ドラマ『探偵の探偵』第5話のあらすじ(ネタバレ)

西多摩DVシェルターでは食材を積んだトラックが止まっていた。施設職員の穂津芽衣は担当の笹倉志帆の帰りを待っていた。志帆が帰って来て対応するが、誤発注でトラックには帰ってもらうことに・・・

翌朝、佐藤結菜が芽衣のメモに書いてある通りにアナウンスで11名を裏庭に呼び出すが、芽衣には覚えがなかった。そして11名は自らの意志で車に乗り込み逃亡したのだった

その頃、窪塚(三浦貴大)はもぐりの探偵・堤暢男を取り調べ、玲奈のことを聞き出そうとするが知らないと言い張った・・・

iura1

スマ・リサーチ社では玲奈が持ってきた檜池に誘拐され殺害された伊澤恭子のファイルを須磨(井浦新)に見せ、豊橋署で保管されていた調査報告書と比較したが同一人物が作成したに違いないと玲奈は言う。

須磨は妹の復讐ができれば仕事は終わりかと聞くと、玲奈は「先のことはわからない」と・・・

それから琴葉が退院したが、父親から復職しないと連絡があったと伝えた。須磨は深く詫ておいたから玲奈から挨拶する必要はないと・・・

 

琴葉は姉・彩音の裏の顔を知る

nakamura1

琴葉は姉・彩音と夫の織田哲也の優しさを感じながら入院生活をしていた。刺された大腿部の傷や額の縫合跡も目立たなくなっていた。特に大腿部の傷は的確な応急処置のお陰と玲奈に感謝していた。

琴葉の気持ちに反して家族は玲奈に対して冷たかった。社長の須磨からはお詫びの連絡があったけど玲奈からは何の音沙汰もないと・・・そういう人種なんだと言われた。

琴葉は退院後、彩音のマンションに連れて行かれると、両親・親戚・友人が集まってくれていた。哲也が遊び仲間を呼んだが、軽薄でくだけた人種に琴葉は驚いた。さらに玲奈の悪口を言いはじめたことに違和感を感じていた。

琴葉は部屋の掃除をしているときにHDDカメラを見つけた。再生すると退院パーティーが記録されていた。他の動画を見ようとしたら動画データが3つ消去されていた。

彩音が帰ってきて食事の支度をする間にパソコンを見ることにした。姉はHDDカメラで撮った動画を必ずディスクに焼くのた。しかし、保存フォルダには何もなかった。琴葉は桐島に聞いたことを思い出し専用ソフトをダウンロードした。

実行すると、そこには玲奈の姿が映っていた!

パーティーの時にいた哲也の遊び仲間もいた。そして床にひざまずいた玲奈が映り琴葉驚いた。カメラをまわしているのは彩音らしく、「きちんとあやまれ」という声が聞こえた。

玲奈の頭を踏みつけた男の声に琴葉は聞き覚えがあった。姉の夫、哲也だった。それから玲奈は浴室に連れて行かれ、シャワーで水をかけられ、さらに何発もビンタされ頬が赤く腫れ上がっていった・・・

そこへ彩音が来た。琴葉は動画のことを責めたが、「琴葉のため」、「教育してやった」と言う姉に怒りが湧いたと同時に、姉の野蛮な二面性を見て琴葉は驚いた。そしてパソコンを姉に投げ部屋を出た・・・

 

玲奈と琴葉の再会

kawaguchi1

琴葉はスマ・リサーチの寮へ行き玲奈を見ると抱きついて、泣きながら何回もあやまった。翌朝、琴葉は父親に電話してスマ・リサーチ社に戻ると伝えた。姉のところには戻らないと・・・

桐島は玲奈が琴葉を連れてきたことに驚き、須磨は父親がすごい剣幕で電話してきたと言うが、琴葉はボランティアでも見習いでもいいと・・・

 

玲奈は死神の手がかりを得るために堤暢男を探すことにした。車のナンバーとETCカードの利用履歴から堤が現れそうなところで張り込むことにする。玲奈は付いて行くと言う琴葉に「好きにすれば」と言って歩き出す・・・

インターのゲート付近で張り込んでいると、堤が軽トラで現れた。玲奈はゲート付近の渋滞で止まっている軽トラの荷台にiPhoneを投げ入れた。

車に戻りタブレットで「iPhoneを探す」で車の位置を確認すると県道から入った山道で止まった。玲奈は山道を走らせてカーブを曲がった瞬間、軽トラが現れ玲奈は正面から車をぶつけた。

堤は運転席で血を流し動けなくなっていた。玲奈は檜池の部屋にあった他の報告書について聞いたが堤は知らなかった。しかし、DVシェルターの事件で発表された名前の中に、依頼された升瀬淳史の妻・芦原遥香の名前があったと・・・

堤の隠れ家にあった手帳に升瀬淳史の住所と電話番号があった。電話をかけるとすでに使われてなかったことから、玲奈は急いでその場を後にして升瀬の家に向かった・・・

 

まとめ

第5話が原作のどの辺まで進むのか予想がちょっと難しくなりました。何故かと言うと、ドラマの予告では檜池が入院する病院に玲奈が1人で行くシーンがありますが、これは原作の第3巻に出てくる話で、ドラマはまだ第2巻の途中なんですよ。

もしかすると、堤の隠れ家に行くシーンではなく、檜池の入院する病院に行くシーンに変わるかもしれませんね。

そうなると今後の展開も変わってくる可能性があります。意外と原作に忠実かと思ったら、ここに来て様子が変わりました。でもドラマでは珍しいことではないし、少し順序が変わったくらい問題ないでしょう。

ドラマの第5話~第7話くらいは『探偵の探偵』のなかでも盛り上がるというか、衝撃的なことが起こります。これが最終章に繋がる重要な内容になるので見逃せません!

第4話まで見た印象では、北川景子さんや井浦新さん、DEAN FUJIOKAさんなど適役だと思います。川口春奈さんも丁度いいポジションではないでしょうか。琴葉の姉・彩音役の中村ゆりさんが意地悪な役をするのを私は初めて見ます。可愛いからリアルかも・・・

死神の役は誰なんだろう?