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「民王」の原作を読みましたが、ドラマは原作よりコメディタッチに設定されてますね。またハイテクの高機能ヘルメットがどうなるのかと思っていたら、ちょっとチープな感じがドラマにはピッタリ。

原作ではマグマ大使みたいと表現してたけど、若い人はピンとこないかもしれませんね。私は想像がつきましたが・・・ドラマではそんなこと考える必要もないから楽ですよ。

遠藤憲一さんもコメディドラマは春に「不便な便利屋」に出演してました。岡田将生さん主演でチームナックスもゲスト出演してたので録画して楽しく見ました。

「民王」の出演経緯はわからないけど、原作ではエリカが泰山のことを「ひょっとこ」みたいな顔と言ってたから選ばれた?そんなことはないと思うけど・・・

ドラマでは原作からの変更点がいくつかあるけど、原作を読む読まない関係なく楽しめるドラマになってると思います。

もう最終回が近いので、改めて原作の最後はどんな展開になったのか、比較の意味で書き留めておこうと思います。

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「民王」の原作では最後どうなったのか?

泰山(翔)、翔(泰山)、狩屋、貝原の4人は議員会館の共和党・冬島の部屋に向かう。そこにエリカ(蔵本)も合流した。冬島の部屋から医療関係のファイルを探すと新薬承認関係と書かれたファイルが見つかった。ガンの新薬らしい・・・

その時ドアが開きボディーガードと冬島が入ってきた。狩屋と泰山が倒され、翔が飛びかかったとき新田が登場してボディーガードを倒した。新田は捜索令状を冬島に見せ、捜査員は書類をダンボールに詰め始めた。

押収品を調べると未承認薬のリストに載っていた薬の販売元はすべてニューヨークに本社があるメディシスの商品だったが情況証拠でしかない。メディシスは不利益になる相手には容赦なく攻撃をする会社で有名だ。

冬島の部屋に忍びこむのはドラマにもありましたね!

 

真衣が黒幕とつながってた!

泰山は真衣と視察の約束をしたホスピスに向かう。そこで翔(泰山)はなぜ医薬品に興味を持ったのか真衣に質問する。(真衣は通販会社を起業して医薬品も扱っている)

真衣の母が乳がんになり父も助けようと必死で頑張っていた。そんな時、母の症状に効果がある新薬を見つけたが医者からは未承認薬だからアメリカに行って治療するしかないと言われた・・・それで海外から薬を買い付ける代行サービスを始めたのだ。

それを聞いたあとに翔は言った。それに限界を感じて共和党に近づいたのかと・・・

翔は冬島の部屋で見つけた小袋を出す。(真衣の扱う商品「ドンペリの素」安物のスパークリングワインがドンペリの味になる)真衣は冬島とつながっていた。

そこで翔は医薬品の許認可を緩和する法案を出すと言うが、泰山は民政党と製薬会社のからみから返事できなかったが、息子と妻に責められて約束するのだった。

 

翔(泰山)は合コン、泰山(翔)は来日するアメリカ大統領との晩餐会の予定が・・・

 

ついに泰山と翔が元に戻る!

新田が真衣から聞いた話では、ワインの試飲会で学生起業家として冬島に紹介された。泰山の息子と同級生と言った途端に冬島の態度が変わり医療制度の話になった。その話に真衣は共感して医療制度が変わるなら・・・それで協力したのだ。

真衣から聞き出した電話番号から新田はメディシスのアジトと思われるマンションを突き止めた。突入の準備は整いその時を待っていた。

その頃、翔(泰山)は合コンに参加していたが、同じく参加していたエリカ(蔵本)とお互いの党を批判していたが、ケンカはやめようという女の子が翔に歌ってほしいとリクエストした。そして翔は「マイ・ウェイ」を英語で歌い始めるが周りから「キモイ」、「オヤジくさい」という陰口が・・・

翔(泰山)がツーコーラスに入ったとき、突然カリヤンの声が聞こえた。視界が薄れ始めて気が付くとレッドカーペットの上にいた。泰山(翔)はマイクを握り、なんだ?このダサい歌は、そう思いながら体を見ると戻っていることに気付いた。エリカを見ると親指を立て答えた。

翔は思った。新田がやってくれたと・・・

場面は違いますがドラマ第7話にこのシーンがありました。マイ・ウェイ~♪

 

事件後に気持ちの変化が!

それから1周間・・・

綾は使い道ができたから早く1億ちょうだいと泰山に言った。真衣に投資したいという。アメリカのガンに効く新薬の販売権の取得に1億が必要らしい。

綾は真衣に会ってから、お金は世のため人のために使うのが素敵。本来そういうものと思ったらしい。それを聞いた泰山は「そういうお金の使い方をする君こそ素敵かもな」と照れながら言った。

それを聞いた綾は「武藤泰山の妻ですから」、そして「私が愛した政治家の妻ですから」

 

翔は「アグリシステム」の最終面接に来ていた。そしてなぜ政治家を目指さなかったか聞かれ、父は世の中を良くするために政治家になった。自分は世の中を良くしたい気持ちは同じだが御社で世の中に貢献したいと言った。翔は今回のことで泰山の気持ちも理解していた。

「アグリシステムにようこそ」 翔は握手を交わした・・・

その頃、泰山は城山から解散を迫られていたが、新薬許認可法案を必ず通すと答える。民政党の総裁なんだと言う城山に「己の利益よりも、国民の利益を考える」と答え、さらに政治生命をかけると・・・

法案は衆議院で可決後、参議院では否決された。そして衆議院の再採決の日が来た。世論は賛成が七割を占めていた。これが追い風となり可決された。

泰山は可決後、衆議院を解散した!

「日本の民よ、この本会場に俺を戻してくれ」泰山は心の中で願った・・・

ドラマではかなり変わるのでは?ちょっとくらい同じシーンがあるかも・・・

 

まとめ

一部はドラマの第7話で放送されたところもあります。でも読んた人はわかると思いますが、ストーリーが大きく変更されているので最終回がどうなるのかわかりません

いい意味で結末がよめないのは楽しみがあっていいですね。原作では冬島が黒幕ですが・・・ドラマも同じなのか?城山の離党も原作にありませんからね。

私の予想では翔や真衣、そしてエリカの協力もあり蔵本も泰山の味方になるような気がします。西田敏行さんの出演するドラマのパターンなら城山は負けると思います。

貝原が気になるところです。もしかして最後は泰山に付くかな?きっと優勢な方にいくでしょうね。

原作読んでここまで楽しめるドラマも少ないような気がします!