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いよいよ「探偵の探偵」も最終回ですね。玲奈が追い続けていた死神の正体は意外で、巧妙な手口で身近なところまで入り込み、さらに彩音を利用して琴葉を拉致しました。

最終回の注目は、どのように琴葉を助けるのか?玲奈と死神の因縁に決着がつくのか?この辺が見所になると思います。

今回で最後になりますが、最終回のあらすじ予想を書きたいと思います。

※実際のドラマと違う点もあると思いますのでご了承ください。

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「探偵の探偵」第11話・最終回のあらすじ

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電話番号から判明した澤柳菜々のアパート着いた。竹内がノックすると髪は短く、ヒゲも生えた男が出てきた。顔は卒業アルバムの写真とそっくり、だが澤柳に兄弟はいない。性別を変更した澤柳に間違いなようだ。

竹内は澤柳菜々本人か確認すると「その名前はもう捨てた」と答えた。それから本人に断って部屋の中を捜索させてもらったが、悪徳探偵らしきものは何も見つからなかった。

澤柳は国民健康保険を利用し、成人してから邦夫と名乗り家裁に申請したが2年ほどかかった。そして免許書は持ってない。

探偵たちと玲奈は理解した。死神がなりすませる対象を探していたとき、都合よく澤柳菜々が邦夫に変名すること知り、巧妙に役所の手続きをし澤柳菜々になっていたのだ。

澤柳菜々が死神でなかったことで琴葉が心配になり電話をしたが出ない。凛に渡した携帯に電話すると出た、すると琴葉はお姉さんに会いに行くと言って急に出掛けたという。玲奈は凛に沼園の心配はない事と絶対外に出ないようにと言って切った。

 

凛の電話を切ったあとショートメールが届いた。琴葉からだった!玲奈は文面を読んで驚愕した。

「紗崎玲奈へ 峰森姉妹死んじゃうよ、咲良のときのように見殺しにするのかな、かわいそう 澤柳菜々」

玲奈は「どこに行く」という声を振り切り、アパートの前に転がっていたバイクのキーボックスからコードを引き出しエンジンをかけ路地を走りだした。

スマホに琴葉のIDとパスワードを入れると地図に位置情報が表示された。死神が位置情報を見過ごすとは思えない。あきらかに死神の挑発だ。

※ここは第10話で放送されました。

 

澤柳菜々の正体が明かされる

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玲奈は琴葉の位置情報からコンクリート工場に着いた。そこには死神が乗ってきたと思われるナンバープレートの封印を偽造した車が止まっていた。

工場の防犯カメラの電源も入ってないようだ。一部分だけに通電しているのはそこに死神がいるのだろう。玲奈は非常口の階段を登り2階の窓を割って侵入した。

入るとそこは社員食堂のキッチンだった。さらに奥に進むと広い空間の片隅にある小型のコンクリートミキサーが稼働していて1階にコンクリートを流す仕組みになっていた。玲奈は階段に向いながら考えた。このコンクリ何に使う気だろう?

※ドラマでは工場ではありませんでした。

警戒しながら1階へ降りると、たくさんの赤外線ヒーターが置いてある。天井には小型ミキサーの管から続くノズルがさがっていた。そしてフロアを見るとイスに縛られ泣いている琴葉を見つけた。

琴葉に駆け寄ろうと思ったとき異様な光景が目にはいった。横倒しになったバスタブからコンクリが流れ、そこには女性の裸像のようものが横たわっていた。すぐに玲奈は気付いた、彩音だ。

玲奈は琴葉を助けたいが余裕がない。彩音に駆け寄りコンクリを取るとまだ温かい。彩音をうつ伏せにして口の中に入ったコンクリを取り出し、心臓マッサージと人工呼吸をすると彩音が咳込んだ。蘇生した。

その時、小さなものが落ちてきた。拾ってみると会社や事務所印で使うシャチハタ。玲奈には見覚えがあった。顔を上げたとき人影が見えたと思った瞬間に棒で殴られ、玲奈は床に倒れた。

顔を上げると、そこには角材を持った市村凛が玲奈を見下ろしていた。その表情は今までとはまったく違っていた。そして凛は話しはじめた。玲奈が言っていた偽造印の作り方、今の時代はラジコンヘリを使えばスマ・リサーチ社の封筒がどこにあるかわかると・・・表情だけでなく声も別人のように低かった。

 

凛は休憩室で寝かされていた時に封筒を手に入れ、ブックボックスと玲奈からの手紙を入れて偽造したのだ。他のDV被害者に送った封筒は誰も確認してない・・・

玲奈が宇佐美秋子に探偵との連絡方法を聞いたとき、「連絡しない・・・」と言ったのは、すぐそこにいるという意味だった。淀野がナイフで刺そうと思ったのは、自分の罪をすべて証言できる探偵、市村凛を殺そうとしたのだ。

DVシェルターに入るには自分が被害者になればいい。嘘じゃバレるから、DV男とくっつけば思惑通りになる。キズやあざができたり、子供ができたときは婦人運動団体が見舞金を持ってきてくれると凛は言った。玲奈は嫌悪感を覚えた・・・

DVシェルターでは澤柳菜々の名を使うとニュースで邦夫にバレるから本名の市村凛を使った。調査報告書にも名前を書くのは避けていた。

凛が沼園に調査報告書を渡せたのは、琴葉が買い物に行く時に時間がかかるように欲しいものを頼み、その隙に玲奈が置いていった車のキーを使ってネットカフェに行っていた。そして調査報告書を印刷して電車にしのばせていたのだ。

玲奈が咲良が死んだのは誰のせい、そう問いかけると凛は岡尾芯也と言った。「ストーカー代行業のくせに探偵を名乗るとは」と玲奈は言い放った。

すると凛は先生に恵まれたと・・・探偵の本質が違法行為と教えてくれ、須磨よりも頭が切れて残虐で、調査や尾行も勉強になったと言う。

※先生は原作第4巻に登場

 

琴葉が助けられるのは1人!彩音か玲奈か?

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玲奈が凛に目的を聞くと、ちょっかいだしてきたのは玲奈だと。逆に玲奈は目的を聞かれ、咲良が殺されたことが許せないと言った。それを聞いた凛は、岡尾が調査報告書を受け取ったあと尾行していたら咲良を無理やり車に押し込んだのも見ていたと・・・

その後、咲良が暴行される話になったとき、「やめろー」と玲奈は凛に向かって突進したが、凛はナイフを彩音の首に突きつけた。玲奈は踏みとどまるしかなかった。

それでも凛は玲奈を煽ってくる。彩音にひどい目にあわされたんだから人質にならないだろうと。そして女医のようにぶん殴ってこいと言うが、彩音の首にナイフがあり玲奈は手を出せない。

凛は玲奈の本質が知りたい。だから探偵の探偵の探偵をしたいと言う。しかし、玲奈はそんな話には乗らないと思いつつ、心の中で彩音を心配する気持ちは琴葉のためなのか?そんな迷いが生じていた。

 

玲奈は救急車を呼んで琴葉を解放してと頼むと、凛はいうとおりにしたら希望を叶えると言い、玲奈に裸になるように指示した。全裸になるとここからは琴葉の指示だと。玲奈には意味がわからない・・・

凛は彩音をコンクリで固める予定を変え、琴葉に5分間だけ助けるチャンスを与えた。それは玲奈と彩音のどちらを助けたいか選べという究極の選択だった。凛はその答えをICレコーダーに録音していた。

録音されていたのは、「お姉さんを助けて下さい」という琴葉の声だった。

それを聞いた玲奈は彩音を助けるためには仕方がない。今答えを覆すと彩音の首が切られるからやむをえない。それ以外に選択はないと理解しようとするが涙が止まらない玲奈だった。

「どうすればいいの」と言う玲奈に、バスタブをノズルの下に戻して、心電図の電極を胸貼って仰向けにバスタブに入れと凛は指示した。

 

玲奈は市村凛に負けてしまうのか?

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琴葉は彩音を助けたい、でも玲奈を見殺しにできない。だからといって自分が犠牲にもなれない。ルールに従うと姉を選ぶしかなかった。琴葉はそう思いながら泣くしかなかった。

凛は琴葉が彩音を選んだことで玲奈が逆上して殴りかかってくると考えていたが、彩音を助けようとするとは意外だった。そしてリ凛がリモコンのスイッチを押すとノズルから出たコンクリートがバスタブを埋めていった・・・

琴葉が「やめてー」と叫ぶがバスタブは一杯になってしまった。

3分が過ぎた。そして心電図の音が鳴る間隔も広がり、やがて5分が過ぎ心電図の音は一定のトーンで鳴り、波形は直線となり心肺停止に・・・

※ドラマではバスタブにコンクリートを流すのは変更されてます。

 

凛が琴葉に近づき1時間後には固まって海に落とせると言ってナイフで琴葉を縛っていたロープを切った。琴葉は玲奈の服を拾おうとした時にスマホが落ちていることに気付いたが、不審に思った凛が振り返りスマホに気付いて向かってきた。琴葉はスマホを拾って走りだした。

琴葉は彩音のために救急車を呼ぼうと思い階段を全力で駆け上がり逃げた。2階に上がり通路を走ると食堂が見えた。そのとき一瞬走るスピードが落ちた。その瞬間、凛に突き飛ばされスマホが手から離れ床に転がっていった。

凛はナイフを琴葉の顔に近づけ、「往生際が悪い、お前も死ぬか」と言うが、琴葉は涙声になりながも「玲奈さんはあなたと同種じゃなかった。あなたみたいな腰抜けはいない。友人もいない」と言い返す。

凛はムカついて琴葉の首を絞めるが、ふいに力が弱くなった。凛の視線の先を琴葉が見ると、調味料の棚に並んでいる砂糖がひとつ分だけ空いていた。急に凛の様子がおかしくなった。

凛が振りかえろうとしたとき琴葉は驚いた。まるで銅像のような姿の玲奈が立っていたのだ。そして玲奈は凛のナイフを持った腕をひねり凛に向けるとそのまま刺した。

凛は玲奈に向かって「お前はいさぎよくない、やっぱり卑怯」と言って仰向けに倒れ動かなくなった・・・

 

琴葉は玲奈に近づこうとしたが、玲奈はそれを止めるように話した「セメントに0.05%の砂糖が入れば硬化しない、ミキサーを見た時に死神のどうするか予測できていた」

そして死ぬつもりはなかったと・・・

そこへ伊根涼子がやってきた。横たわる凛を見て驚いたが、玲奈にバイクを盗んだか聞いてきた。涼子はスマ・リサーチ社が加盟する盗難車捜索ネットワークの担当者。玲奈が盗んだバイクの目撃情報から来たのだ。

涼子はコートを脱ぎ玲奈に近づいてコートを羽織らせる。そして車は下にある、キーはコートのポケットに入っていると伝えた。

「もうわたしは・・・」と言う玲奈に涼子は、「お願い、捕まるなんて言わないで」もうすぐパトカーが来るのだろう。玲奈は下に急患がいると涼子に伝えて歩き去った・・・琴葉は涙が止まらなかった。

その後、涼子と琴葉は玲奈の服やスマホを回収し痕跡を消した。

 

事件後・・・

スマ・リサーチ社には坂東が来ていた。他社の対探偵課からも事情を聞いてるようだ。琴葉が須磨に呼ばれて応接室に入ると、坂東がなぜコンクリート工場にいたのか聞いてきた。

夜に1人は危険だっと思って伊根涼子に同行したと答えた。工場に入ったのは住居侵入罪になると言われたが、バイクを確認しないと警察は動かないからと坂東に言った。

坂東は不満だった。工場には彩音と刺された市村凛がいたのだから当然だ。琴葉にもうひとりいたんじゃないかと聞いても「いない」という。さらに坂東は証拠があったらどうするのか聞くと、琴葉は「あるはずがない、いませんでしたから」 坂東もそれ以上は言わなかった。

すでに坂東は他社の対探偵課をまわったが、みんなが事件の日に紗崎玲奈はウィークリーマンションから一歩も出てないと証言していた。もう聞くことはなかった。

 

須磨を見て坂東は、紗崎玲奈を逮捕すると起訴のとき市村凛に触れない訳にはいかない。野放図とつながりDVシェルターに潜り込んでいたことが世間に知れると警察の責任問題になるから弱腰なんだと思ってるんだろうと、須磨の心を見透かしたように言った。

そして坂東は、各社が対探偵課を発足させることは市村凛のような人間の素行を暴くために必要なんだろうと、さらに問題の紗崎玲奈も竹内社長が責任をもって管理すると言ってくれたし・・・と言い残して部屋を出て行った。

そこで琴葉は玲奈がスマ・リサーチ社を辞めて竹内調査事務所の社員になったことに気付いたのだった・・・

※第10話の桐嶋と沼園のシーンや須磨社長が玲奈の父に会うなど原作からの変更点があるので、最終回はドラマオリジナルの設定があるかもしれません。

 

最後に

ついつい最後ということで長くなりました。問題は終わりかたですね!

玲奈がもう一度琴葉と会うのか?竹内調査事務所の社員になることまでいうのか?この辺が気になります。私が前から言っていたことなんですが、もしスペシャルがあるなら終わりかたにでわかると思います。

たとえばエンディングロールで匂わせるとかね。何かの調査をしているシーンなどあればわかりやすい。案外はっきり発表しちゃったりして!?

原作の4巻もなかなか面白いので・・・

とにかく最終回は見逃せませんね。