『探偵の探偵』第8話のストーリーは原作を少し変更してましたね。阿比留(ユースケ・サンタマリア)が澤柳菜々を調査していたことになってました。
新たなキャストよりも阿比留を再度登場させたほうが意外性がありますよね。私も阿比留が登場するとは予想してませんでした。
澤柳菜々は6回結婚したのが3回になってました。たいしたことではありませんが・・・
あと本来は玲奈(北川景子)が悪徳探偵・浅村を調査するはずが、琴葉(川口春奈)に変更されてます。やはり限られた話数のドラマでは、玲奈は死神に集中させたほうが流れ的にいいでしょう。琴葉も対探偵課ですからね!
それでは今回も第9話のあらすじを原作とドラマの予告を参考に書きたいと思います。多少ですが死神の正体をかいた記事とダブルところもあります。
こちらも参考に⇒「探偵の探偵」の死神(澤柳)は誰か?演じる女優をネタバレ!
『探偵の探偵』第9話あらすじ(ネタバレあり)
ドラマでは内容や展開の順序が変わる場合がありますのでご理解下さい。
玲奈と琴葉は高橋理佳(陽月華)を訪ねた。理佳の兄は澤柳と結婚して8日後に亡くなり、不審に思った理佳が阿比留綜合探偵社に調査を依頼していた。
その時の調査報告書には高校の卒業アルバムに澤柳菜々の写真があった。琴葉は写真を手掛かりに当時の同級生を当たるがみんな記憶になかった・・・
※原作では阿比留ではなく他の探偵社が調査してます。
須磨(井浦新)と桐島(DEAN FUJIOKA)は東京都調査業協会の中央支部の会合に参加していた。議題はスマ・リサーチ社の対探偵課の度を過ぎた活動についてだった。
他の探偵社が玲奈の行動について責めるが、須磨と桐島は平然と正当な活動していると答える。そして対探偵課の廃止を提案されるが須磨は断り、新たな提案をした。
「みなさまの会社がそれぞれ対探偵課を発足させてはいかがでしょうか?」
竹内調査事務所の竹内社長は面白いと賛同した。加盟各社に対探偵課を設立してスマ・リサーチ社に違法性があると思えば総力を結集して潰せばいいと・・・会合の目的が玲奈の行動だったので反対はなかった。
DV被害者の市村凛がスマ・リサーチ社へ
伊根涼子(高山侑子)が昼食を食べに外へ出ると、刃物を持った男に追われた女が涼子に向かってきた。土井(伊藤正之)と佐伯(六角慎司)が立ちはだかり男は逃げた。
涼子がオフィスに女を連れてきた。玲奈は顔を見てすぐに思い出した。DVシェルター事件の時に窪塚(三浦貴大)が命懸けで助けた市村凛(門脇麦)だった。
玲奈は凛に追いかけていたのは沼園賢治と確認してオフィスを飛び出した。すでに土井も佐伯もいない、捜査員も車をロックしないで慌てて飛び出したようだ。玲奈は覆面パトカーの給油口を開け砂糖を入れた。
玲奈はスマホでアイクラウドにIDとパスワードを入れ地図を開いた。すると青いドットが100mほど東を指していた。それを確認してビルのエントランスにあった自転車に飛び乗った。
玲奈は捜査員に追いつき、会社に戻れという声を聞かずにベダルを全力で漕ぎ、路地を曲がったところで土井と佐伯に追われた沼園がナイフを手に走ってきた。玲奈にナイフで向かってきたとき、佐伯が玲奈をかばい沼園に腕を切られた。
そのまま沼園は逃げてしまった。追いついた捜査員はそれ以上追うと住居侵入罪になると・・・何故ここがわかったか聞く土井に、IDとパスワードは変えたほうがいいと玲奈は言った。負傷した佐伯に「ありがとう」と言うと、佐伯が満足そうな顔をしたので玲奈は不思議に思った。
DV被害者に届いたブックボックス!
玲奈はオフィスに戻り、凛から詳しい事情を聞いた。事件後に凛は住居と職場を変えたが、まだ家族にも教えていないのに、会社に戻るとロビーに沼園がいて慌てて逃げまわりスマ・リサーチ社まで来たと・・・
玲奈がスマ・リサーチ社にいることを何故知っているのか不思議に思い凛に聞くと、玲奈から送られてきたブックボックスの中の便箋には、何かあれば会社まで訪ねてもいいと、そこには会社の住所も書かれていた。
玲奈には書いた覚えがない!
ブックボックスを玲奈が調べると上げ底になっていることに気づき、ブックボックスを壊すと中にはGPSが入っていた。他のDV被害者に電話すると同じように届いていた。しかも封筒にはスマ・リサーチ社と入っていたのだ。
玲奈は封筒を土井に渡し、外部の人間がどうやって偽装したのか聞いた。封筒は勝手に持ち出すことを社長に禁止されているのだ。土井は「誰を疑っている?」と言ったが、内部にいる可能性は否定出来ない。
玲奈は凛を連れて琴葉と会社を出た・・・
オフィスでは涼子らが玲奈を非難するが、それよりも問題は封筒だと須磨は考えていた。
市村凛を誰にも見つからない隠れ家へ
玲奈たちがビルの外へ出ると、捜査員2人が近づいてきて凛に話を聞きたいと言ったが、玲奈は無視して凛を後部座席に乗せ、助手席に琴葉が乗ると車を発進させた。捜査員も慌てて覆面パトカーに乗り玲奈を追いかけるが突然車が急停車した。(原因は玲奈が入れた砂糖)
玲奈は闇業者から赤の他人の住民票・印鑑証明書・保険の契約書を入手して築20年以上の古い民家を借りて凛を中に入れた。そして香港製のSIMカードを入れた携帯を凛に渡した。
玲奈はどうして結婚したのか凛に聞くと、強制的に同棲させられ外出もできず、何かあるごとに暴力を振るわれているうちに、抵抗しないのが当たり前になり入籍届に名前を書いたという。
凛は強制的な結婚は離婚できるのは知っていたが、役所に行った時に沼園が現れるような気がして、怖くて手続きができなかったのだ。
凛は自分が窪塚に助けられるだけの価値があったのかと言ったが、玲奈は価値があるとは言えなかった・・・
何者かに淀野が殺される
野放図のリーダー格だった淀野は意識不明の状態が続いていたが、医師は回復の望みがあると言っていた。しかし突然危篤になり死んだ。床には筋弛緩剤のアンプルが落ちていたので何者かが点滴に筋弛緩剤を入れ、さらに人工呼吸器を外されていたため呼吸不全で窒息死してしまった。
防犯カメラの映像では帽子とマスクで顔はわからないが女ということだけはわかった。この手口が以前の玲奈とまったく同じだったことから、警察は間違いなく玲奈の仕業と決め込み怒りが限界に来ていた。
※ここはドラマの予告にありませんでした。カットされるかも・・・
玲奈を対探偵課が監視
玲奈は琴葉と凛と借りた民家で一晩を過ごした。
琴葉に事情を説明し玲奈は外出をした。そして治安の悪い場所のウィークリーマンションを探し、管理する不動産を訪ねて紗崎玲奈の実名で借りた。紗崎玲奈の名前を聞いて反応するのは澤柳菜々の他にはいない。
窓の外で人影が動いた。玲奈はテレビをコンセントから抜き、持ち込んだ工具を使って自家製のスタンガンを作った。部屋にいるよりも外に出て身を晒すほうが早く目に付くと考えスタンガンを持って外出した。
外に出て歩くと怪しい男がつけて来た。玲奈はコーヒーショップの前で1度止まり様子を見ると、コンビニ袋を持った男が通りすぎ少し先で止まった。玲奈はマンションに引き返す途中で角を曲がり立ち止まる。そして歩いてきた男の首にスタンガンを当てた。
男は依田総合探偵事務社の鴨居修一だった。マンションの郵便受けに2通の投函があり、その1通は宅配便の不在通知。玲奈はドライバー直通の番号に電話すると「嶋エージェンシーでしょ、さっさと姿見せて」言った。
もう1通はダイレクトメールの封筒で中にカードが入っていた。玲奈はスマホで調べた竹内調査事務所に電話をして「紗崎玲奈だけど張り込んでる探偵にバレてるから出てくるように伝えて」と言って電話を切ると、さっきの鴨居を含む3人が出てきた。
玲奈が話を聞くと中央支部の会合で須磨が提案して各社が対探偵課を設立。そして玲奈を1日じゅう監視して違法性があれば報告するということだった。玲奈の思惑とは違う展開になり隠れ家に戻れなくなった。
彩音からのメールで動揺する琴葉
凛はまだ怯えてるようで食欲もなく睡眠もあまりとれてないようだった。玲奈から今日は戻れない、電話もしないでと連絡があり、琴葉はただ待つしかなかった。
琴葉のスマホが鳴った。玲奈からと思い画面を見るとメールで件名には彩音よりとなっていた。開いて読んだ琴葉は急に息苦しさを覚えた。
「夫・哲也と別れ会社も辞めてなにもやることがない。琴葉を苦しめてごめん。きょう夜7時に桟井踏切から旅立ちます。家にあるディオールのコスメポーチはことはにあげる。さよなら」という内容だった。
琴葉は姉に間違いないと思った。ディオールのコスメポーチを欲しがっていたことは親も知らない。大丈夫かと声を掛けてきた凛のことが、さっきまでは気の毒に思っていたはずが、今は逆の気持ちになり鬱陶しいとさえ思うようになっていた。
スマホで桟井踏切を調べると、人や車の往来が少なく人身事故が多い踏切で、そのほとんどが自殺だった。
「この家は絶対大丈夫だから、しばらくひとりでも大丈夫ですね」そう琴葉が凛に言うと、ひとりにしないで欲しい、おいてかないでと凛は訴えてきた。琴葉は煩わしい気持ちと無視できない気持ちで頭は混乱したが凛をおいて・・・
まとめ
第9話の最後には琴葉が彩音に会うところまで進むのか、それとも琴葉が連れ去られるところまでなのか予想がつきませんでした。
澤柳菜々の正体はもしかしたら第10話まで明らかにしないのか?なんか最後まで引っ張りそうな気がする。大々的な予告でね!視聴率もあるし・・・もうバレてるけどね。
最終回はかなり気合い(お金?)を入れて撮影してるんじゃないかなって想像してます。原作通りにするなら大掛かりなロケになるはずだから期待しちゃいます。
それでは第9話を楽しみに・・・