terao03『ようこそ、わが家へ』もいよいよ後半に入り、名無しさんはいったい誰なのか気になってる人も多いでしょうね。その辺は前の記事で予想してますのでご覧下さい。今回注目するのは父の倉田太一です。

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ドラマでは健太の影に隠れてますが、太一には真瀬部長との最後の戦いが待ってます。釣りのシーンでは何も言わずに太一は場所を譲ずりましたね。

 

いつも穏便に済ませたいはずの太一が最後は真瀬部長に正面から立ち向かう姿は見ものです。原作からのネタバレなので、ドラマを楽しみにしている人は読まないほうがいいと思います。まとめるのが下手なので少し長くなりますがお付き合い下さい。

 

廃棄ドリル

ことの発端は、すでにドラマで放送された「廃棄ドリル」です。摂子が在庫が2,000万合わないことを太一に報告したことから戦いは始まりました。

太一に指摘された真瀬部長は、相模ドリルにドリルを発送させて太一と摂子を納得させようとしたが、誤算だったのは太一を甘く見すぎていたこと。太一に価値のない廃棄ドリルということがバレてしまった。

真瀬部長は発送ミスだからすぐに新品を送らせると言ったが、太一は無理だと思っていた。ところが、すぐに新品ドリルが届いて太一は驚く。

真瀬の計画では、廃棄ドリルも新品ドリルも架空取引で本来発送する予定はなかった。新品ドリルが届いたことで計画が崩れはじめる。

 

真瀬が新規開拓した怪しい会社!

真瀬が新品ドリルの取引先にしたのが「イーグル精密」という会社で、新規取引で全額手形ということだった。太一は不安になって青葉銀行に行って話を聞くと、「取引はやめたほうがいい」と言われる。青葉銀行ではすでにイーグル精密は「回収方針」だった。

太一は持川社長にイーグル精密との取引を止めるように言うが、真瀬はM&A専門会社の野中を使って、三和エレキが買収して借金がなくなり黒字になると持川社長を信用させていた。太一はもう為す術がなかった。

そしてイーグル精密は倒産した・・・

 

真瀬の計画に太一が気付く!

太一は伝票をチェックしていると手が止まった、イーグル精密にドリルを発送した伝票だった。よく見ると配送料が高いことに気付いた。そして摂子に調べてもらうと何と新潟に発送していたのだった。

新潟半導体という取引のない会社に発送していたことがわかり、新潟半導体の担当者に聞くと相模ドリルから直接仕入れていて、イーグル精密との取引はなかった。

太一は青葉銀行に行きシータ電気を調べてもらう。シータ電気は3人で創業した会社で社長と経理担当取締役、営業担当取締役の真瀬の3人。この会社は負債を抱えて倒産。その時に真瀬は担保に入れていた自宅が競売に掛けられないように、相模ドリルの社長から3,000万円を借りていたことがわかった。

 

真瀬の計画が暴かれる!

真瀬はあと5年ほどで返済できる予定だったが、相模ドリルの業績が悪化して社長から2週間でいいから2,000万円を融通して欲しいと頼まれ、ドリルを仕入れたことにして、銀行から融資されたら買い戻してもらう約束をした。

ところが、相模ドリルは融資を断られてしまった。さらに太一と摂子にドリルのことがバレてしまった。そこで真瀬はシータ電気を創業した仲間の経理担当取締役の片岡啓介が裏でオーナーをしているイーグル精密を利用して、ナカノ電子部品が損失を被り、相模ドリルは2,000万円を手に入れる計画を立てたのだった。

最後は真瀬の計画を持川社長の前で暴いていきます。まずはM&A会社の野中を落とし、真瀬を黙らせた太一は圧巻!ただ太一はナカノ電子部品を去ることに・・・

 

最後に感想!

なんか会社がたくさんあって頭が混乱しそうですね。逆にそれくらい複雑な方がいいのでしょう。頭が切れる真瀬が簡単過ぎる計画立てるの変ですよね。私の頭はフル回転でした・・・

普段は大人しい太一が、最後まで負けずに戦ったのがスカッとしました。原作では太一が主役なので、名無しさんやニット帽の男との戦いのなか、家族を守るという強い気持ちが職場でも反映されたのではないでしょうか。

これで釣りのときのトラウマがなくなったかな?ドラマで主役の息子「健太」も強くなるのでしょう。最終回に向けて原作とどこまで同じかわかりませんが、多少違うからこそ原作を読んでもドラマが楽しめると思います。